第12回 正しい座り姿勢を意識する。〔腹直筋〕
座る時間が長くなると、 骨盤が後ろに傾いたり、 前に倒れたりします。
骨盤が後方に傾いた状態が続くと背筋が丸まってしまうため、 猫背の姿勢が日常化してしまいます。
一方、骨盤が前に傾いた状態が続くと腰が反りすぎてしまうため、 反り腰という不良姿勢につながります。
これら骨盤の角度をコントロールしているのが、 おなかの表面、中央部にある腹直筋です。
腹筋の基礎となる部分で、「シックスパック」と言われる筋肉です。
また、骨盤からスタートしている大腿四頭筋が、 座りぱなしなどで、かたくなって縮んでしまうと、骨 盤が前下方向に引っ張られ、骨盤の前傾が起こりやすくなります。
おなかと太ももの筋肉を程よく鍛えることで、 正しい骨盤の位置が保たれ、正しい姿勢を支えることができます。
チャレンジ体操は「イスに座ってひざ上げ伸ばし」です。
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〈作文通信教育講座ブンブンどりむ 会員向け情報誌「Partner」より〉
ナカムラチャイルドスポーツ 代表 中村勝也 監修
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