第8回 正しい姿勢を意識する。〔その6 足裏〕
普段あまり意識することはありませんが、足(足裏)は姿勢や歩行、運動を支える重要な役割をはたしています。
足裏のアーチは7歳頃から少しずつできてきて、歩いたり運動したりすることで、徐々に骨や筋肉が発達して、15歳頃になるとしっかりとした形ができあがります。
このアーチができていないのが、いわゆる扁平足です。
扁平足だと、しっかりと地面を踏みしめて立てず、体のバランスも崩れ、正しい姿勢が保てなくなります。
かかとの中央、親指の付け根、小指の付け根の3点に、均等に体重をかけることで、足裏のアーチがバランス良く全身の重みを支えます。
上半身や体幹、脚力だけでなく、足裏を意識することで転倒のリスクも減るうえに、地面からの反動もうまく受け取れ、安定した走りや運動能力の向上にもつながります。
チャレンジ体操は「足指つな引き」です。
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〈作文通信教育講座ブンブンどりむ 会員向け情報誌「Partner」より〉
ナカムラチャイルドスポーツ 代表 中村勝也 監修
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